やさしい日本語でたび案内
歴たび舎(ぬまづ歴たび)では、今後たび案内をする際には誰もが解りやすい様に「やさしい日本語でたび案内」することを心掛けていきます。
やさしい日本語とは?
静岡県庁「やさしい日本語」の手引によれば「やさしい日本語」とは、普段使われている言葉を、外国人にも分かるように配慮した簡単な日本語のことです。 日常的な場面や身近な話題で使われる日本語を「ある程度」理解できる人が使うレベルです。
やさしい日本語を創る
例文として
「照明のスイッチをつけたり消したり繰り返すと、漏れているガスに引火する場合があります。」
一見何ら違和感がない文章に思えます。
それがやさしい日本語対応アプリで評価すると
繰り返す: 難しい単語です。可能なら簡単な単語に置き換えましょう。 漏れ: 難しい単語です。可能なら簡単な単語に置き換えましょう。 引火: ほとんど理解してもらえません。可能なら簡単な単語に置き換えてください。 文が長すぎます(45拍)。文を分割してください。 「~したり」は避け、具体的に「~をしてください」のように書きましょう。 「~したり」は避け、具体的に「~をしてください」のように書きましょう。
では、この文章を「やさしい日本語」となるように、上の解説を参考にしながら、自分で試行錯誤しながら作り直して行きます。
訂正1)
「あかりを何度もつけたり消したりすると、危険なガスに火がつく場合があります。」
文がやや長いので(38拍)、文の分割を検討してください。 「~したり」は避け、具体的に「~をしてください」のように書きましょう。 「~したり」は避け、具体的に「~をしてください」のように書きましょう。

訂正2)
「あかりを何度もつけたり消したりしないようにしましょう。
危険なガスに火がつくと大変です。」
↓(途中略)
訂正6)
「あかりは何度も入りきりしないで下さい。
危険なガスに火がつくと大変です。」
↓
訂正7)
「あかりは付けたままにして下さい。
入りきりでガスに火がつくと大変です。」
ようやくお墨付きが出ました。

なお、解説として書かれていた正解は
正解)
「電気をつけたり消したりしないでください。
ガスに火がついたら大変です。」
文(1)
「~したり」は避け、具体的に「~をしてください」のように書きましょう。 「~したり」は避け、具体的に「~をしてください」のように書きましょう。 「~ないでください」よりも「~してください」のほうが理解しやすいので、可能なら肯定の形に変更してください。
文(2)
と出てきますので、僕の創ったやさしい日本語の方が上回っていたか・・・!?
結論
1つの文章を創るのにも、何度とチャレンジ、書き直して、ようやく「やさしい日本語」に到達しました。つまり、現在当たり前に使っている言葉は難しいと言うことが解りました。
日本人の僕ですら、こうですので、日本に興味を持って、日本語を学び始めた外国の方にとっては尚更ですね。
コミュニケーションしながら、たび案内する事が、歴たび舎(ぬまづ歴たび)のポリシー。これからも、誰もが楽しんで頂ける様に「やさしい日本語」でのたび案内をさせていただきます。
追記
この文章自体、お解りの様に「ルビ」で読みを付けました。普段投稿する時間の2倍以上掛かっています。
また、見出しにルビは付けられないようでしたので、割愛しました。
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