一里塚とは?
歴史を深掘りするニンゲンですので、一里塚は東海道五十三次マップを創った際に、また実際の街歩きツアーの際にも、たび案内しておりました。
一里塚とは?
一里塚(いちりづか)は、旅行者の目印として大きな道路(街道)の側に1里(約3.927キロメートル)毎に設置した塚(土盛り)である。
日本では、平安時代末期に、奥州藤原氏が白河の関から陸奥湾までの道に里程標を立てたのが最初と言われている。
一里塚が全国的に整備されるようになったのは江戸時代である。慶長9年2月4日(1604年3月4日)、徳川家康が子の徳川秀忠に命じ、金山奉行の大久保長安が総監督となって設置したのが始まりである。
江戸幕府は江戸の日本橋を起点として全国の各街道の1里(約4 km)ごとに一里塚を設置するよう指令を出し、長安の指揮の元に一里塚の設置が行われ、10年ほどで完了した。
一里塚の大きさは5間(約9 m)四方、高さ1丈(約1.7 m)に土を盛り上げてつくられ、一里塚の上には榎などの木が植えられ、木陰で旅人が休息を取れるように配慮されていた。また、植えられた樹木は築いた塚の崩壊を根で防ぐ役割も持つ。
wikipedia:一里塚より
実際の一里塚:一里塚の写真(wikipediaより)


この様にwikipediaの説明通り、盛り土に木が植えられ、旅人が休めるようになってます。
日本全国の一里塚マップを創る!
ふとしたきっかけから、一里塚のマップを創ってみようと思いました。江戸時代の街道地図は幾つか拝見したことがあります。しかしながら、一里塚だけをマッピングしている地図は見たことがない!?
創ることで、何か見いだせるのかも!?との直感だけで創りはじめて、半日。
ようやく全国を網羅する一里塚マップを完成!?
漏れている一里塚もあるでしょうが、そもそも学術的に創る訳ではなく、テーマを決めて「過去・現在、そして未来へ」とストーリー展開する上での深掘り資料。実際の街歩きツアーの時にそのまま残るものであれば、たび案内する為の下資料。
また、オンラインデータですので、後で追加や場所の訂正も容易なわけです。
googleマップ版:一里塚マップ
現状版として出来上がったgoogleマップ版:一里塚マップは




なお、沖縄や佐渡島にもありますね。


次の展開は?
歴たび舎(ぬまづ歴たび)の創るマップは、オリジナル地図の「タイムトラベルマップ」へ載せることで、更に魅力が増します。
詳しくは、「タイムトラベルマップ」サイトの「タイムトラベルマップでオンライン歴史街歩き」にて解説しております。
更に、先に書いたテーマを決めて「過去・現在、そして未来へ」とストーリー展開のたび「時間旅行」して頂くツアーとして提供していく予定です。
コメント