2022年8月末から週末は千葉滞在中
2021年年末から何度となく訪れている千葉県鎌ケ谷市。2022年8月末から、平日の仕事後に、住まいの静岡県沼津市へとやってきて、週末を過ごしています。月曜日の早朝に鎌ケ谷を出て、その足で平日の仕事場へ。
予定では、週末に歴たび舎(ぬまづ歴たび)関係のシゴトが無い年内は、このような生活スタイル。仕事とシゴトを掛け持ちから、プライベートまで二重生活です。
週末に鎌ケ谷滞在から、時間を見つけては、鎌ケ谷市内はもとより、近隣の街へも出掛けては、興味深いものの調査を行っています。調査したものは、いずれは歴たび舎(ぬまづ歴たび)の街歩きツアーやオンラインツアーへと展開していく予定です。
矢切の渡しとは?
2022年10月9日(日)も、以前から気になっていた「矢切の渡し」へと出掛けました。
矢切の渡しとは?
全国に名を馳せた渡し舟、柴又から矢切に来ると松戸人は喜びます
松戸市観光協会:矢切の渡し Yakiri-no-Watashi’ Ferryboat Crossing
The ferry crossing between Yakiri(Matsudo) and Tokyo(Shibamata. It became famous for it’s song.
小説「野菊の墓」や、歌謡曲「矢切の渡し」で有名な唯一現存する江戸川の農民渡船で、矢切と葛飾区柴又を結んでいます。徳川幕府は江戸防衛のため川に橋を架けませんでした。街道に続く渡し舟は厳しく管理されていましたが、一方で対岸に農地を持つ農民のための渡船は許されていました。旅人の中には事情により街道の経由がはばかられ、農民に扮装して川を渡る者もあったといいます。歌謡曲の冒頭「連れて逃げてよ」はこの描写なのかもしれません。
矢切の渡しに興味を持っていたのは、住まいする静岡県沼津市にも「我入道の渡し」渡し船が有るからでした。
また、上記説明にも書かれている歌謡曲「矢切の渡し」で、その存在を初めて知ったのは、昭和レトロな1983年に発売されて、日本レコード大賞も取られたことからでした。
昭和59年(1984年)3月吉日」とあり
くもり空にも関わらず、ほぼ定員いっぱいに近い方々が乗船されていて、人気な事がよく解ります。
本領発揮はここから
写真撮影やビデオ撮影を終えて・・・。
実は歴たび舎(ぬまづ歴たび)のシゴトは、ここからがスタートなのです。
江戸時代の初期に、江戸川の両側に田を持つ農民が、関所を通らずに江戸と往来したことから、この「矢切の渡し」が始まりました。 江戸川唯一の渡しであり、伊藤左千夫の小説「野菊の墓」で政夫と民子の悲しい恋の舞台にもなりました。 また、ヒットをした同名の歌謡曲の舞台でもあります。
矢切の渡し・野菊の墓文学碑:松戸市役所
歴史を深掘りし、「過去・現在、そして未来へ」と、ストーリー展開させるたび創りをしているので、江戸時代に遡って調べようと言う訳です。
歴たび舎(ぬまづ歴たび)のツアー創りは机上論!? 現場百回!?
歴たび舎(ぬまづ歴たび)のシゴト、ツアーの創り方は、大きく分けると2通りあります。
- 机上論からスタート
- 現場百回!?現場を観てからスタート
机上論からスタートの例として、オススメのオンラインツアーとして募集・実施している【オンライン】伊豆・修善寺温泉:鎌倉、明治の文人達の軌跡求め時間旅行。

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で、伊豆・修善寺が舞台となる場面が多々ありました。そこで、沼津市からほど近い修善寺、修善寺温泉をたびの目的地として、机上で調べることから始めました。
とは言え、歴たび舎(ぬまづ歴たび)のたびは、たとえオンラインツアーであっても、机上論だけにとどまらず、現場に出向き、情報収集して、現場で見つけた面白いものも盛り込んで、ツアーとして提供しております。
一方の現場百回からスタートの例として、先日立ち上げたばかりの絶景の駿河湾越し富士山:静岡・沼津の金冠山ハイキングは人気店お弁当付きでしょう。

沼津市役所主催のハイキングツアーに参加させていただき、その体験を元にツアーを立ち上げました。
矢切の渡し界隈の歴史街歩きは・・・
以前、全国の渡し船マップを創りましたが、1つの渡し船だけを深掘りしていた訳ではないですので、ほぼ閃きから「矢切の渡し」見に行こうと、「現場百回!?」当日昼に思い立ちました。
家に帰ってきてから、「矢切の渡し」の深掘りを始めました。
なお、「矢切の渡し」だけに留めないのも、歴たび舎(ぬまづ歴たび)の特徴です。
道すがら、気になったものは写真と位置情報を記録し・・・、
また江戸時代の地図、とは行かないので、きちんとした地図として存在する時代「明治時代」の旧古地図とともに、地図上にマッピングしていきます。
そして、たびの計画の第一段階の「タイムトラベルマップ」を創りました。
タイムトラベルツアー:矢切の渡し界隈から》街歩き:昭和~明治~更に遡る時間旅行

歴たび舎(ぬまづ歴たび)オリジナル地図システム「タイムトラベルマップ」へと展開しました。
この地図を御覧頂いてもお解りの様に、「矢切の渡し」だけのとどまることなく、マッピングしている事がお解り頂けるものと思います。
現場百回!?現場を観てからスタートして、歴史を深掘りし、最終的には「過去・現在、そして未来へ」と時間軸に沿ったストーリー展開で提供させて頂く予定です。
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